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Kiroro玉城千春と稲嶺幸乃がマレーシアで現地アーティストと共演 日本マレーシア外交関係樹立70周年記念公演「チャンプルー」

Kiroro玉城千春と稲嶺幸乃がマレーシアで現地アーティストと共演 日本マレーシア外交関係樹立70周年記念公演「チャンプルー」

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Kiroro玉城千春と稲嶺幸乃がマレーシアで現地アーティストと共演 日本マレーシア外交関係樹立70周年記念公演「チャンプルー」

沖縄とマレーシアの音楽がクアラルンプールで交わる

国際交流基金(JF)は2027年1月、日本マレーシア外交関係樹立70周年を記念した音楽公演「チャンプルー ~日本マレーシア外交関係樹立70周年記念事業~」をマレーシアで開催します。日本からは沖縄出身のミュージシャンである玉城千春(Kiroro)と稲嶺幸乃が派遣され、現地のアーティストと共演します。玉城千春はマレーシア国内でも広く知られており、稲嶺幸乃は伝統文化・音楽の伝承に尽力しています。

公演の背景には、15世紀に琉球王国とマラッカ王国の間で行われた海洋交流の歴史があります。沖縄とマレーシアのアーティストが集まって音楽による新たな交流を生み出し、日馬両国の文化交流をさらに深めることを目指します。

「未来へ」の玉城千春と、三線奏者・稲嶺幸乃

玉城千春は沖縄県読谷村出身のシンガーソングライターで、音楽ユニットKiroroのメンバーです。Kiroroの楽曲「未来へ」は、マレーシアで高い知名度を持っています。1995年にKiroroを結成し、ボーカルと作詞作曲を担当。「長い間」「未来へ」「Best Friend」など数々のヒット曲を生み出しました。2021年からはソロ活動を再開し、音楽活動に加えて教育・文化活動にも積極的に取り組んでいます。現在は沖縄を拠点に活動しながら、マレーシアの児童養護施設への支援や、マレーシアと沖縄の子どもたちをつなぐ交流事業も展開しています。

稲嶺幸乃は沖縄出身の歌手・三線奏者です。魂のこもった歌声と祖父から受け継いだ三線の音色を武器に、伝統的な琉球音楽と現代的な音楽スタイルを融合させた独自の表現を展開しています。世界一周の船旅をきっかけに本格的な音楽活動を始め、2016年からは「三線がーる」として国内外でライブを開催。台湾、フィリピン、インドネシア、マカオなど海外でも演奏を重ねてきました。2020年にはアルバム『こころのねいろ』をリリースしています。今回の公演では、マレーシアで同様に伝統文化の継承に取り組むTuni SundatangおよびDabra Siaとのコラボレーション楽曲を披露します。

サバ州のアーティストと大学の伝統音楽グループがマレーシアから出演

Tuni Sundatangは、サバ州ラナウ出身の6人組フォークロック・アンサンブルです。2021年に結成され、ドゥスン民族の伝統文化を現代に伝えることを目指して、独創的な器楽作品を発表しています。絶滅の危機にある先住民族の伝統楽器であるスンダタン(舟形リュート/伝統弦楽器)、ソンポトン(口琴オルガン)、クリンタンガン(ゴング楽器群)を、現代的なロックサウンドと融合させているのが特徴です。主にインストゥルメンタル作品を制作しており、それぞれの作品には固有の物語が込められています。楽曲タイトルには、ボルネオの風習や風景、人々のアイデンティティが反映されています。2026年には、デビューEP「Alunan dari Tanah Tinggi」をリリースしました。

Dabra Siaは、サバ州出身のシンガーソングライターです。サバの人々や文化、そこに息づく物語からインスピレーションを得て楽曲を制作しています。独特の歌声で知られ、スガンドイ州大会チャンピオンの経歴を持っています。先住民族の言語であるドゥスン語と伝統的な歌唱スタイルを用いて、地域文化の魅力や大切さを伝えています。Tuni Sundatangのボーカリストとしても活動し、サバ州の豊かな音楽文化を国内外へ発信しています。

ステージに華を添えるのは、マラ工科大学伝統音楽パフォーミンググループです。マラ工科大学(Universiti Teknologi MARA (UiTM))音楽学部を拠点とする伝統音楽オーケストラで、在学生と卒業生で構成され、マレーシアの伝統音楽・舞踊文化の継承と発信を担っています。現在は、UiTM音楽学部上級講師でマレー伝統音楽の専門家であるKamrul Hussin氏の指揮・指導のもと、演奏活動を行っています。マッ・ヨン、ワヤン・クリッ、ディキール・バラット、マレー・ガムランなど、多様な伝統芸能を取り入れているのが特徴です。今回の公演には、同オーケストラのメンバー7名が出演します。

Photo by Raito
Photo by Raito

Zepp Kuala Lumpurでの公演とマレーシア国内ツアー

公演は2027年1月23日(土)にZepp Kuala Lumpurで開催されます。当日は沖縄県シンガポール事務所による沖縄観光PRも行われ、音楽を通じた文化交流とあわせて沖縄の魅力を発信します。

  • 公演名:チャンプルー ~日本マレーシア外交関係樹立70周年記念事業~
  • 日程:2027年1月23日(土)
  • 会場:Zepp Kuala Lumpur
  • 出演:玉城千春(Kiroro)、稲嶺幸乃、Tuni Sundatang、Dabra Sia、マラ工科大学伝統音楽パフォーミンググループ
  • 主催:国際交流基金(JF)、沖縄県シンガポール事務所
  • 共催:在マレーシア日本国大使館
  • 企画制作:Zepp Kuala Lumpur
  • 協力:Universiti Teknologi MARA (UiTM)
  • 後援:Ministry of Tourism, Arts and Culture Malaysia (MOTAC)、日本政府観光局(JNTO)

この公演以外の日程では、稲嶺幸乃とTuni Sundatang、Dabra Siaを中心としたマレーシア国内ツアーも実施されます。ショーケースやワークショップなどの交流事業は、2027年1月21日(木)~1月26日(火)にNadir Studios Malaysia他で開催され、稲嶺幸乃、Tuni Sundatang、Dabra Sia他が出演します。ポピュラー音楽と伝統音楽の両面からアプローチすることで、両国の文化への理解と関心をさらに育てることを目指しています。

今回の取り組みは、「次世代共創パートナーシップ-文化のWA2.0-」の一環として実施されます。この事業は、JFが2024年から10年間にわたって展開している包括的な人的交流事業で、日本とASEANの次世代の交流促進と人材育成を目的としています。

出典:国際交流基金

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