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巨匠プレトニョフから若い世代への贈り物 東京フィル11月定期で自作「14の音楽的記憶」とチャイコフスキー「第4番」、オーチャード定期はシーズンファイナルに

巨匠プレトニョフから若い世代への贈り物 東京フィル11月定期で自作「14の音楽的記憶」とチャイコフスキー「第4番」、オーチャード定期はシーズンファイナルに

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東京フィルハーモニー交響楽団の2026年11月定期演奏会が、11月15日と16日に開催されます。指揮台に立つのは特別客演指揮者のミハイル・プレトニョフ。日本の学生オーケストラに贈った自作「14の音楽的記憶」と、チャイコフスキーの交響曲「第4番」という、未来の世代へのメッセージが込められたプログラムです。15日のBunkamuraオーチャードホール公演は、2026-27オーチャード定期演奏会のシーズンファイナルとなります。

巨匠プレトニョフから若い世代への贈り物 東京フィル11月定期で自作「14の音楽的記憶」とチャイコフスキー「第4番」、オーチャード定期はシーズンファイナルに

学生オーケストラとの交流から生まれた「14の音楽的記憶」

ピアニスト、指揮者として知られるプレトニョフは、作曲家としての顔も持っています。今回演奏する「14の音楽的記憶」は2024年に書かれた小品集で、マエストロ自身の幼少期から青年期にかけての音楽的な記憶が題材です。きっかけは、2012年に東京フィルの定期公演で来日した際、リハーサルを見学した森村学園中高等部管弦楽部との交流でした。これに触発されたマエストロが、少年期に書き溜めていた素材を用いて作り上げた作品です。

この作品は、2014年に神奈川県の学生オーケストラである森村学園中高等部管弦楽部に贈られた作品がもとになっています。その際、マエストロは次のような言葉を添えていたといいます。

「10代前半の時には思いもしなかった困難が点在しているのが人生です。学生の皆さんにとって音楽が心の友人としていつも寄り添い、辛い時は慰め励ましてくれるものになりますよう願っています」

この言葉は、そのまま今回の定期演奏会のプログラムにも通じるものとなっています。もう1曲のチャイコフスキー「第4番」は、繰り返される「運命の動機」が全編を貫く交響曲で、こちらも人生を歩む若者たちへのメッセージに満ちた作品です。1957年にロシアで生まれ、古希を迎えようとしているマエストロから、未来の世代へ届けられる音楽の贈り物です。

プレトニョフにとって重要なレパートリー「第4番」

飯尾洋一氏は、チャイコフスキーの交響曲第4番をプレトニョフにとって重要なレパートリーとしたうえで、プレトニョフはチャイコフスキーの音楽を、感情的でロマン的な面だけでなく、知的で哲学的な面からもとらえると評しています。東京フィルとのチャイコフスキーでは、2023年2月に演奏された「マンフレッド交響曲」のほか、「眠れる森の美女」の抜粋や独自の選曲による組曲「白鳥の湖」なども披露されてきました。東京フィルとは初共演から23年、特別客演指揮者に就任して12年目を迎えています。

巨匠プレトニョフから若い世代への贈り物 東京フィル11月定期で自作「14の音楽的記憶」とチャイコフスキー「第4番」、オーチャード定期はシーズンファイナルに

公演概要とチケット情報

  • 11月15日(日)15:00開演 Bunkamura オーチャードホール(2026-27オーチャード定期演奏会シーズンファイナル)
  • 11月16日(月)19:00開演 東京オペラシティ コンサートホール
  • 指揮:ミハイル・プレトニョフ(東京フィル 特別客演指揮者)
  • 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団/コンサートマスター:依田真宣
  • 曲目:プレトニョフ/14の音楽的記憶(2024)、チャイコフスキー/交響曲第4番
  • 1回券料金(税込・全席指定):SS¥15,000・S¥10,000・A¥8,500・B¥7,000・C¥5,500
  • 東京フィルフレンズ料金:S¥9,000・A¥7,650・B¥6,300・C¥4,950(10%割引、SS席を除く/受付はお電話のみ)

未就学児は入場できません。また、11月15日のオーチャードホール公演に先立ち、東京フィルの賛助会員(年間の支援会員)と定期会員を招いた公開リハーサルが行われます。対象者には案内と申込書が封書またはメールで送付されています。

Bunkamura休館前のシーズンファイナル

東京フィルは1989年、日本のプロ・オーケストラとして初めてBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズを結び、同年8月の「BUNKAMURA落成記念特別演奏会 第309回定期演奏会」(指揮:尾高忠明/マーラー「交響曲第2番『復活』」)以来、同ホールで定期演奏会を重ねてきました。2027年1月4日からBunkamuraが全館休館となるため、2026-27シーズンのオーチャード定期演奏会は11月15日公演がシーズンファイナルとなります。2027-28シーズン以降については、あらためて案内される予定です。

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前日には長野で初の地方特別公演も

定期演奏会の前日、2026年11月14日(土)には長野市芸術館メインホールで「東京フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会」が開催されます。プレトニョフと東京フィルにとって初の地方特別公演で、14:00開演(13:15開場)。ピアノに髙木竜馬を迎え、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18と、チャイコフスキーの交響曲第4番 ヘ短調 Op.36が演奏されます。

出典:東京フィルハーモニー交響楽団

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