
あの昼ドラ「花嫁のれん」が帰ってくる
東海テレビの昼ドラから生まれた人気シリーズ「花嫁のれん」が、『新春スペシャルドラマ「花嫁のれん」~能登に笑顔の花よ咲け~』として帰ってきます。放送は2027年1月4日(月)の午後1時30分から2時45分まで。東海テレビ・フジテレビ系列の全国ネットで放送される単発のスペシャルドラマです。放送枠はかつての「昼ドラ」と同じお昼の1時30分からで、懐かしさと新しさをあわせ持った一日限りの復活となります。
2027年1月1日で、能登半島地震から3年となります。昼ドラを通じて能登と縁を結んだ東海テレビが、震災復興への願いを込めて特別編を制作します。スケジュールとしては、11月下旬に能登でクランクインします。
主人公の神楽奈緒子は、引き続き羽田美智子が演じます。おせっかいながらも持ち前のバイタリティで周囲を笑顔にする奈緒子に加え、能登の旅館で仲居として働く片瀬真知子を矢田亜希子が演じます。
「花嫁のれん」シリーズをおさらい
「花嫁のれん」は、2010年から15年にかけて4シリーズ・全205話が放送された作品です。石川県金沢市の老舗旅館「かぐらや」を舞台に、羽田美智子演じる奈緒子が大女将・志乃(野際陽子)のもとで女将へと成長していく姿を描きました。撮影は石川県七尾市の和倉温泉や輪島市の千枚田などでも行われ、能登の美しい風景もドラマの見どころのひとつ。「良き思い出は心の宝」というセリフにも込められた、人の和とおもてなしの心が描かれてきました。
- 第1シリーズ(2010年11月1日~):奈緒子がOLから仲居へと進む道を描く
- 第2シリーズ(2011年10月31日~):奈緒子が台湾でも大活躍、女将修業のライバルが出現
- 第3シリーズ(2014年1月6日~):志乃の厳しい指導のもと、女将襲名披露へ
- 第4シリーズ(2015年1月5日~):奈緒子が「金沢女将塾」を開講し、真知子も女将修業を行う
なお、東海テレビの昼ドラは1964年5月にスタートした月曜から金曜のお昼のドラマ枠で、2016年4月に土ドラの時間帯へ移るまでに全214作品が制作されました。

奈緒子と真知子、それぞれの今
奈緒子は、金沢で100年続く老舗旅館「かぐらや」の女将。もともとは東京でOLとして働いていましたが、かぐらやの女将・志乃の息子である宗佑と結婚したことで女将修業が始まりました。地元以外から嫁いできたため「遠所者(えんじょもん)」と呼ばれながらも、立派な女将へと成長し、かぐらやを支える存在に。困っている人を放っておけない性格から何かと首を突っ込み、大女将・志乃を困らせたこともありましたが、人一倍のバイタリティで皆から信頼され、愛されています。
一方の真知子は、能登島で祖母が営んでいた漁師民宿「かたせ」を継いでいましたが、震災に遭い、現在は和倉温泉の旅館で働いています。第4シリーズでは「金沢女将塾」の塾生として、かぐらやで厳しい修業を受けており、奈緒子からの信頼も厚い人物です。夫は輪島市役所に勤めており、真知子は七尾市で10歳の息子と暮らす別居生活を送っています。
今回のストーリー
舞台は石川県七尾市の和倉温泉にある旅館。街の視察に訪れた海外からのVIPが滞在することになり、そこで働く真知子は、別の旅館で手いっぱいになっている女将の代わりとして奈緒子を呼び寄せます。奈緒子がVIP一行を復興の進む街へ案内すると、地元の観光協会からある相談を持ちかけられることに。さらに真知子から息子が不登校で悩んでいると打ち明けられ、「この状況を放っておけない…」といつもの“おせっかい心”が顔を出した奈緒子は、しばらく能登に残ることを決めます。能登の地で、奈緒子がまたしても何かを巻き起こすのか…!?

キャスト・スタッフが寄せた能登への思い
奈緒子役の羽田美智子は、初回シリーズの放送から16年経った今もたくさんの人に愛されている作品であることに触れ、撮影でたいへんお世話になった能登にエールを送りたいと、ドラマ『花嫁のれん』チームが再結集すると語っています。「天国からは大女将や板長も参加してくれます」とし、復興半ばの能登の追い風に少しでもなれれば、そして絶対に諦めない奈緒子の姿を通して皆を笑顔にできるよう、心温まるドラマを届けたいとコメント。なお、大女将役の野際陽子さんは2017年に、板長役の山本圭さんは2022年に亡くなっています。
真知子役の矢田亜希子は、スペシャルドラマとしての復活を聞いて本当に嬉しかったと喜びを語り、再び真知子として皆さんに会えることが今からとても楽しみだとコメント。震災から3年を迎える能登を舞台に真知子を演じることに特別な想いがあるとしています。復興へと歩みを進める中で、まだまだ大変な思いをされている方々もいらっしゃるかと思うとしたうえで、皆さまの心に少しでも安らぎが訪れ、穏やかな日々とたくさんの笑顔が戻るよう心から願っていると述べています。また、作品を通して能登の魅力とともに人の温かさや希望を感じてもらえればと思いを寄せました。
原作・脚本の小松江里子は、能登の復興は進んでいるように見えるものの、一番大事なものは目に見えないもので、それはおもてなしの心とどこか似ているようにも感じると語り、このドラマが能登の未来を信じ、互いに励まし合う作品のひとつになればとコメント。東海テレビのプロデューサー・稲吉豊は、能登で暮らす人々の温かさを表し、和倉温泉の駅前にも掲げられている「能登はやさしや土までも。」という言葉を紹介し、能登で地元の方々から伺った多くの話で感じたことも含め、震災から3年となる今だからこそ描ける、やさしく温かく未来あふれるドラマにしたいと意気込みを語っています。
- 放送日時:2027年1月4日(月)午後1時30分~2時45分
- 放送形態:単発スペシャルドラマ(東海テレビ・フジテレビ系列 全国ネット)
- 原作・脚本:小松江里子
- プロデューサー:稲吉豊(東海テレビ)、沼田通嗣(テレパック)
- 制作:東海テレビ、テレパック
出典:東海テレビ放送




