ギタースナップスフェスティバル実行委員会は、体験型音楽フェス「ギタスナフェス2026」を2026年11月14日(土)に大阪府豊中市のふれあい緑地で開催します。2017年に始まったこのフェスは、今年で節目の10回目です。テーマは、楽器を始めた人の多くがぶつかる「挫折の壁」を越えることです。会場に集まった全員で一斉にギターを弾く名物企画「500人ギター」も実施されます。

コロナ禍で急増したギター人口と「90%が挫折」という現実
近年、大人の趣味や健康法として、楽器演奏が注目を集めています。東京大学や京都大学などの研究では、楽器演奏が脳活動の活発化や認知機能の維持に好影響を与えることが実証されています。
2020年以降のコロナ禍では「おうち時間」が増え、ギターをはじめとする楽器を新たに始める人が世界中で急増しました。米フェンダー社の調査によると、パンデミックをきっかけに米国だけで約1,600万人が新たにギターを始めたとされています。
一方で同社の調査は、新たにギターを始めた人の90%が1年以内にやめてしまうという厳しい実態も明らかにしています。コロナ禍で意気込んで購入したものの、今では押入れに眠っていたり、部屋のインテリアになっていたりするという人も少なくありません。
演奏を続けられない原因は「3つの“ない”」
実行委員会は、多くの人が演奏をやめてしまう原因として、次の「3つの“ない”」に着目しました。
- 演奏する「場」がない(発表の機会がなく、モチベーションが続かない)
- 練習する「時間」がない(日々の生活の中で優先順位が下がる)
- 一緒に楽しむ「仲間」がない(1人での練習に限界を感じる)
実行委員会は、脳に良い趣味であっても、この3つを解消しない限り挫折率90%の壁を越えるのは難しいとしています。

10回目のフェスで用意された2つの仕掛け
2017年に発足した実行委員会は、「誰もが楽器演奏を長く続けられる社会」を目指して活動してきました。10回目となる今年は、挫折を防ぎ、音楽を再開・継続してもらうための2つの取り組みを用意しています。
1つ目は名物企画「500人ギター」です。フェス当日に会場の全員でギターを一斉に演奏するもので、「1年に1度、この日のために押入れからギターを持ち出して演奏する」という明確な目標になる発表の場を提供します。
2つ目は、大人の部活動「ギタスナ練習部」です。フェス当日だけでなく、豊中市内外の13ヶ所で毎月1回開かれており、気軽に集まれる場として、日常的な「練習時間」と「励まし合える仲間」をつくり出しています。
寄付と協賛に支えられた「入場無料」の仕組み
ギタスナフェスは、誰でも気軽に音楽に触れられるよう、入場無料で開催を続けています。その運営を支えているのは、イベントの趣旨に共感する地域の人々や参加者、企業からの寄付や協賛です。営利目的ではなく「みんなの寄付で創り上げる持続可能な音楽の場」であることで、10年間にわたり挫折を防ぐプラットフォームであり続けてきたといいます。実行委員会は現在、フェスの継続的な開催と、音楽を続ける仕組みを支える応援・寄付を募集しています。最新の活動やフェスの裏側は公式Instagramで配信されています。
「ギタスナフェス2026」開催概要
- イベント名:ギタスナフェス2026(第10回)
- 開催日時:2026年11月14日(土)OPEN 10:30 / START 11:11
- 会場:ふれあい緑地(〒561-0858 大阪府豊中市服部西町5丁目22)
- 参加費:入場無料
- 主催:ギタースナップスフェスティバル実行委員会




