宮崎県国富町出身の演歌歌手・二見颯一さんが務める「国富町ふるさと大使」の任期が、2029年10月まで更新されました。二見さんは2023年10月に、国富町で初めてのふるさと大使に就任しています。それから3年間、演歌歌手として全国を回りながら、さまざまな場面で故郷・国富町の魅力を伝えてきました。

町制施行70周年の記念式典で委嘱状を受け取る
二見さんは今回の任期更新を快く引き受けました。10月17日に行われた町制施行70周年記念式典で、日髙利夫町長から二見さんに委嘱状が手渡されました。
同じ日には国富町総合町民祭も開かれました。そのステージでは、会場に集まった町民やファンの前で、ふるさと大使専用の名刺と法被が二見さんに贈られています。法被は、二見さんが50年ぶりにリメイクした「国富音頭」の歌詞をモチーフにしたデザインです。町制70周年という記念の年に、国富町と二見さんの新たな3年間が始まりました。
二見颯一さんのコメント
二見さんは、引き続きふるさと大使を務められることをとてもうれしく思うと述べました。また、国富町は自分にとって、いつも温かく迎えてくれる大切なふるさとだと語っています。
昨年は、ふるさとへの思いを込めて「国富音頭」を50年ぶりにリメイクし、自分なりに町の魅力を発信できたと振り返りました。町制施行70周年という節目の年に、改めてふるさと大使として活動できることへの感謝も口にしています。そのうえで、これからも歌を通じて国富町の魅力を全国の人々に届けていくと述べています。

民謡仕込みの歌声で活躍する演歌第7世代
二見さんは5歳から民謡を習い始めました。主な実績は次のとおりです。
- 2012年:民謡民舞少年少女全国大会 中学生の部で優勝
- 2015年:正調刈干切唄全国大会 男性の部で優勝
- 2017年:日本クラウン演歌・歌謡曲新人歌手オーディションでグランプリを獲得
- 2019年:「哀愁峠」でデビュー
長く親しんできた民謡の実力の上に、演歌の鎧をまとったその歌声は「やまびこボイス」と呼ばれています。現在は、新浜レオンさんらとともに演歌第7世代の一人として活動しています。
2026年には、2枚目のベストアルバム「やまびこベスト・プラス」を発売しました。このアルバムには、50年ぶりにリメイクした「国富音頭」と、二見さん自身が作詞を手がけた「国富の風」も収められています。二見さんは芸能活動と並行して、国富町の魅力発信にもいっそう力を入れています。

ふるさと大使制度と国富町
国富町ふるさと大使は2023年度に設けられた制度です。町の知名度とイメージの向上を図ること、そして町民の郷土への愛着や誇り(シビックプライド)を育てることを目的としています。
国富町は宮崎県の中央部にある、人口約17,000人の町です。町並みに溶け込むように点在する本庄古墳群(国指定史跡)をはじめ、貴重な文化財が数多く残っています。一年を通して温暖な気候に恵まれ、次のような農産物や食材が豊富です。
- 農産物:マンゴー、せんぎり大根(切り干し大根)、ピーマン、富有柿(ふゆうがき)、米など
- 食材:宮崎牛、鶏炭(鶏の炭火焼)など
最近では、SiCパワー半導体を生産するローム株式会社が町内に新たな生産拠点の設立を目指すというニュースや、町出身の二見さんが初のふるさと大使に就任したことなど、商工業や芸能の分野にも明るい話題があります。
出典:宮崎県 国富町




