2027年春、広島市中心部の商業施設「パセーラ」6階に開館予定の「アップリンク広島 cinema & cafe」。そのクラウドファンディングを応援する企画として、映画と文化の未来を考える「CINEMA FOR THE FUTURE(シネマ・フォー・ザ・フューチャー)」が有限会社アップリンクによりスタートします。
この企画は、さまざまな映画の上映や配信を通して映画とアートが持つ可能性を広く届け、広島に新たな文化拠点をつくるプロジェクトを後押しする継続企画です。第1弾として、ドキュメンタリー『顔たち、ところどころ』のYouTube無料配信と、『デヴィッド・リンチ:アートライフ』の鑑賞料金100円での特別上映が行われます。今後も多彩な作品の上映・配信が予定されています。

街とアートを描く『顔たち、ところどころ』を3日間無料配信
『顔たち、ところどころ』は、写真家JRと映画監督アニエス・ヴァルダがフランス各地を旅して人々と出会い、その顔を巨大な写真にして街の壁や建物に展開していくドキュメンタリーです。日常の風景にアートが入り込むことで見慣れた街並みが新しい表情を見せ、そこで暮らす人々の記憶や思いが共有されていく様子が映し出されます。アートが美術館やギャラリーの中だけのものではなく、街そのものを舞台に人々の暮らしや関係性に変化をもたらす可能性を描いた作品です。
アップリンクは、広島に新しい映画館をつくることも、街に文化の居場所を生み出す取り組みだと位置づけています。映画を軸にアートや音楽、本など多様な表現が交わり、人が集まり、新たな出会いや活動が生まれる拠点を街の中で育てていきたいという考えのもと、本作の無料配信を通じて街とアートの関係や文化が街にもたらす可能性を共有し、アップリンク広島の構想を広く知ってもらう機会にするとしています。配信は10月30日(金)から11月1日(日)までの3日間、YouTubeで行われます。
『デヴィッド・リンチ:アートライフ』を鑑賞料金100円で特別上映
『デヴィッド・リンチ:アートライフ』は、映画監督デヴィッド・リンチの創作の原点に迫るドキュメンタリーです。幼少期の記憶や家族と過ごした時間、画家を志した青年時代などをたどりながら、リンチが独自の表現世界をどのように築いてきたのかを追います。映画監督として知られるリンチの、ひとりのアーティストとしての人生や創作との向き合い方に触れられる一本です。
表現することは特別な才能を持つ人だけのものではなく、作品との出会いが新しい興味を生み、世界の見方を変えたり、何かを始めるきっかけになったりすることもある。そうした思いから、本作は鑑賞料金100円で上映され、普段映画館を訪れる機会が少ない人にも映画やアートとの出会いを楽しんでもらうことを目指しています。映画を観ることを通して創造することや生きることについて考え、その体験を誰かと共有できる場所として、アップリンク広島が目指す映画館の姿を伝える上映となります。上映はアップリンク吉祥寺とアップリンク京都で、11月4日(水)から11月12日(木)にかけて行われます。
映画との出会いから広島の新たな文化拠点へ
「アップリンク広島 cinema & cafe」は、映画を中心にアート、音楽、本、学びなど多様な文化が交わり、人々が出会い交流する場所を目指しています。映画を通じて新しい世界や価値観に触れ、感想を共有する体験の積み重ねが街の文化を育てていくという考えのもと、現在、開館に向けたクラウドファンディングがMotionGalleryで実施されています。映画との出会いが人生を豊かにし、文化との出会いが街の未来をつくる場所の実現に向けて、支援者とともに映画館づくりを進めていくとしています。
開催概要
- 企画名:CINEMA FOR THE FUTURE(シネマ・フォー・ザ・フューチャー)
- 『顔たち、ところどころ』YouTube無料配信:10月30日(金)0:00~11月1日(日)23:59/料金:無料
- 『デヴィッド・リンチ:アートライフ』特別上映(アップリンク吉祥寺):11月4日(水)16:50~/11月12日(木)16:00~
- 『デヴィッド・リンチ:アートライフ』特別上映(アップリンク京都):11月6日(金)16:00~/11月12日(木)16:00~
- 『デヴィッド・リンチ:アートライフ』特別上映 料金:100円
出典:有限会社アップリンク




